小型マンホール
小型マンホール
T25荷重に対応。Φ300コンクリート製小型マンホール。
「スモールマシンホール」
マンホールの小型化は次世代の要請
インバート・止水可とう性継手付組立式小型マンホール
あらゆる設置条件に対応・インバートの切り直しのいらない簡単施工を実現
スモールマシンホール
一般小型マンホール
耐久性
スモールマシンホールは、蓋が車両荷重を本体を通して基礎板に伝達する安定構造となっており基礎板が沈下を防止します。
スモールマシンホールはT-25 荷重に対応!
基礎板が沈下を防止
沈下することが最大の悩み
防護蓋が一般製品においては、重荷重のかかる車道部では沈下がどうしても起こり、本体を損傷することがあります。また、沈下防止板やフレキシブルな可とう継手がない製品も沈下が心配されます。
施工性
スモールマシンホールは、基礎板により、芯取りやレベルを容易に設定でき、しかも安定構造になっているため埋め戻しも楽で施工時間の短縮につながります。
スモールマシンホールはマンホール芯とレベルを容易に割り出せる
マンホール芯や
レベル取りが難しい
一般製品は、マンホール芯やレベル取りが非常に難しく、また軽量のため、埋め戻し時にズレが生じ易い難点をもっています。
汎用性
スモールマシンホールはインバートを一体化!あらゆる設計に対応!
スモールマシンホールは、可とう継手とインバートを一体化して流入管の位置と深さ、角度が自由に選択できます。
規制インバートだから制約があり自由に取付位置が決められない
取付管の種類・管低差、流入出管の角度など、一般製品ではインバート角度15℃ピッチの規制インバートを使用するため、自由度に制約があります。この場合、別に自在継手が必要となります。また流出管勾配に合わせインバートを設置するとずれるため、自在受口付インバートや傾斜ブロックが必要となります。
経済性
スモールマシンホールは抜群の低コスト!簡単施工で工期も短縮
スモールマシンホールは、同口径の小型マンホールの部材価格が一般製品に較べて低く、また取付館を可とう継手(サンタックJSMジョイント)に差し込み、バンドをするだけの簡単施工により、施工費を含め大幅な低コスト化を実現しました。
コストも時間も掛かり、施工も難しい
社会性
スモールマシンホールは地球に優しい天然素材!
スモールマシンホールは、環境に優しいコンクリート製品です。私達の健康はもとより、地球の未来も考えて天然素材を採用しているのです。
ダイオキシンの発生が心配
最近、塩ビ製品などの焼却時に発生するダイオキシンや環境ホルモンなど、環境を汚染する有害物質が大きな社会問題になっています。
スモールマシンホールの施工手順
インバートの作業はいらない簡単施工を実現しました。
❶基礎板の設置
ベースは沈下防止のため砕石基礎をランマー等で平滑に転圧を行ない、基礎板を敷きます。
※砕石基礎を設置することにより、位置(芯取り)とレベルを容易に確保できます。
❷芯取り
基礎板を予め定位置に置き、水イトを設置した後、微調整することにより簡単で正確に芯取りが行えます。
❸仮置き
基礎板の上に底を仮置きし、マンホール芯と管の長さを確認します。
❹シール剤の塗布
底部を置く場所の基礎板にシール剤を塗布し、底部を置きます。
JSMシール
コンクリート型スモールマシンホール用接着剤。1本(333mL)でΦ300マシンホールを3日地程度施工できます。
❺底の設置
基礎板の上の溝にバールを差し込み抉じりながら底部を基礎板中央に移動し取付管を挿入します。
❻取付管固定
締結バンドをマイナスドライバーで充分に締め付けます。
❼シール剤の塗布
斜壁の内側の溝にシール剤を塗布し、最後に調整リングを重ねます。
底1(底2)と直壁上部の外側と上面に各々シール剤を塗布し重ねていきます。
止水性と接着力をたかめる為、シール剤のはみ出し部分をコテで外目地仕上げをします。その後、MJブチルテープを圧着して巻くことでズレを防止することが出来、スピーディーな埋め戻しが出来ます。
❽埋め戻し
取付管の下部の土砂を充分転圧し、後は上部まで全体に埋め戻します。
❾鉄蓋固定ボルト取付
❿鉄蓋枠の取付
鉄蓋枠を3ヶ所JSM勾配調整金具で固定します。
⓫鉄蓋をして完成
底部を置く場所の基礎板にシール剤を塗布し、底部を置きます。
埋込ジョイント
スモールマシンホール底JSMK-1には1個、JSMK-2には2個の可とう性サンタックJSMジョイントがコンクリート成型時に埋込まれております。工場での一環生産なので漏水の心配は不要です。